りっぱな大人の社会人の男女将来、子ども達が社会とうまく関わり生き生きと働く人に
成長するための支援を目指しています。
そのために、子ども達が「自信(自己有能感)」を持てるように、
さまざまな働きかけをしていきます。
その柱となるものが「発達支援コーチ」です。学習をしっかりする・うまく人と関わるなどは高度な脳の使い方が必要です。そのためには人の発達・成長を理解し、その基となる土台の発達をサポートすることが肝心だと考えています。
保護者(特にお母さん)の笑顔や安心感は、子ども達の幸せのエネルギーになると考えています。チャイルドグループの職員と保護者の方たちとの間に信頼感を築き、お母さんたちを支えていくことが私たちの大切な仕事の一つです。そのために、「発達支援講座」「ママ会」「個別相談」などを通して保護者や支える人たちとコミュニケーションをとり、共通の価値観・方向性を持てるように取り組んでいきます。
毎日一生懸命紫衣に取り組んでいても、ひとりひとりの知識や経験には限りがあります。
職員が互いに成長できるように取り組む一方で、さまざまな専門家や応援団の力を借りながら、子どもたちがより健やかに育っていける職場づくりを目指しています。
ありがたいことに、私達の取り組みに共感し、協力してくださる専門家・応援団が増えています。
しっかりした家を建てるためには土台が必要なように、子ども達がしっかり学習し、よりよいコミュニケーションをするためには、発達の土台づくりに取り組むことが大切です。「発達支援コーチ」では、「原始反射*」を羅針盤に発達の土台となる「呼吸・感覚・姿勢」にアプローチし、子ども達の可能性を引き出していきます。
原始反射とは、受胎後5週間ぐらいから生後2歳ぐらいまでに出る、生きるために必要な「反射」です。
人の成長にとっては、大切な反射ですが、必要な時期を過ぎても「活性化」したままだと、運動・情緒・学習などさまざまな側面の「生きづらさ」につながると考えられています。
身体の動きや感覚の刺激は「脳の栄養」になります。しかし、子ども自身が「楽しい」「心地よい」と、感じなければ、防衛反応などが強く出て、かえって、「不快感」や「恐れ」の感情につながることもあります。「自分で選んだ」遊びをとおして「できなかったことができるようになった」経験こそが、「脳の栄養」になり、「自信(自己有能感)」を育てるのです。